2011年1月6日木曜日

第89話:The Race to Escape, Part 1

英語版鬼柳は、ウエストやニコたちに普段から優しくしていたらしい。
自分たちには親切にしてくれ、デュエルの時には諦めない強さを持った鬼柳を、子供たちは慕っていた。
子供たちに「いい人」だと言われ、自分も捨てたもんじゃないかもしれない、と思い直す鬼柳。

 ウエスト→West
 ニコ→Nico


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遊星:I said fate is gonna bust you out of here. <鬼柳の腹にパンチ> Well, just call me fate!
 (運命がここからお前を脱出させると、オレは言ったよな。<鬼柳の腹にパンチ> オレを運命と呼んでくれ!

鬼柳<気絶しつつ>:Leave me, Yusei...
  (置いてってくれよ、遊星…)


鬼柳をかついで、外に脱出した遊星。
遊星:Finally we're free.
  (やっと自由になれたぞ)

鬼柳:I told you I don't want to be free.
  (自由になんてなりたくないって、言っただろ!)

鬼柳、遊星に掴みかかる

遊星:Let go...!!
   (離せ…!!)

崖を転がり落ちる二人。


墓標のように地面に突き刺さったデュエルディスクの数々が目前に広がっている。
二人は、これらは人々たちの「デュエルした日々の記憶」(memory of their dueling days)や「失った自由」(freedom they have lost)を表しているのだろう、と推察。
 ※ 死んだ人たちの「墓」と言っていないことに注目。



トロッコに乗って、逃げる鬼柳と子供たち。
ウエスト、追っ手に向かって大きな石を投げる。

鬼柳:Wow, you're pretty tough for just a little kid.
 (わぁ、お前はちいさいガキのくせに結構強いんだな)

ウエスト:I'm tough from watching you, Kalin.
 (鬼柳さんを見てたから強いんだよ、オレ)


ウエスト、鬼柳が自分にどんな状況でも諦めないということを教えてくれた、と言う。

鬼柳:I don't understand... How have I taught you anything if you hardly knew me?
 (わからないな…オレのことほとんど知らないのに、どうやってオレがお前たちに何かを教えたなんてことがあり得るんだ?)


鬼柳、「自分は過去に取り返しもつかない酷いことをしたのだ」と告白する。


ウエスト:No, you're a good guy!
   (違う、鬼柳さんはいい人だよ!)

ニコ:Yeah, it's true. You've always been kind...at least to us!
 (ええ、ホントよ。あなたはいつでも親切にしてくれた…少なくとも私たちにはね




鬼柳、急ブレーキをかけてカーブを曲がることに成功。
追っ手は曲がり角で壁に衝突。

ウエスト:All right!
    (やったぜ!)

ニコ:That's how you take a turn!
 (そうやって、角を曲がるのね!)

鬼柳(心情):I feel like I've taken a turn, too...for the better. After all if these kids see the good inside me, maybe I can, too.
 ((オレ自身も角を曲がったという気がする…良い方向へと。もしこの子たちがオレの中に良いものを見出すことができるというのなら、オレ自身にもそれが可能かもしれない))

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